Bitget UEX デイリーレポート|米国株 は3日続落を終了;Generacは18.34%上昇;SECがトークン化株式取引の免除を発表
2026/09/18 01:28
1. ホットニュース
FRB(連邦準備制度理事会)の動向
利上げ決定後、米株上昇・新規失業保険申請19.6万人に縮小
- FRBは9月16日、12対0の全会一致で25ベーシスポイントの利上げを決定し、フェデラルファンド金利の目標レンジを3.75%~4.00%に引き上げた。
- アメリカ労働省は9月17日、9月12日までの週の新規失業保険申請件数が19.6万人となり、前週比で1万人減少したと発表。4週間移動平均は20.325万人に低下。
- 9月5日までの週における継続失業保険申請者数は173万人。雇用データは依然として強さを示しており、市場では原油価格と米国債利回りの下落の影響も消化している。
市場への影響: 雇用の強さは景気後退懸念を和らげる効果がある一方で、金融政策がすぐに緩和に転じるとは限らないことも示唆。テック株の反発が今後も続くかは、インフレや長期金利、利益予想の動向次第となる。
国際コモディティ
原油価格は下落も、ブレントは100ドル超を維持
- ロイターの終値報道によると、原油価格と米国債利回りの下落が9月17日のリスク資産の反発を後押しした。
- 本朝、ブレント11月原油先物:参考値約103.78ドル/バレル、WTI10月限:約100.86ドル/バレル。
- エネルギー価格は依然高水準で、中東の供給や輸送事情の変化がインフレ期待に引き続き影響を与えている。
市場への影響: 原油価格の落ち着きは、輸送・製造・消費系企業のコスト負担を軽減。グロース株にとっては、エネルギーコストの継続的な低下が一時的な原油下落よりもバリュエーション環境に強い影響を持つ。
マクロ政策
イングランド銀行は3.75%を維持。委員3名が利上げ支持
- イングランド銀行は9月17日、6対3で政策金利3.75%据え置きを決定。3人は25bpの利上げ(4.00%)を主張。
- 同銀行はエネルギー価格の変動がインフレリスクを高めると指摘。最新見積もりでは、イギリスCPI前年同月比上昇率が2027年初めには4%超になる可能性があるとした。
- 日本銀行は本日、2日間の政策会合を終了。金利判断および声明はアジア市場で重要なイベントとなる。
市場への影響: 主要中銀は依然としてエネルギーインフレの抑制に直面。円・ポンドおよびグローバル債券利回りの変動は、資金調達コストやクロスマーケットのポジション調整を通して米株と仮想通貨市場にも波及する可能性。
2. マーケット総括
コモディティ&為替
- スポットゴールド: 約4,353.73ドル/オンス。
- スポットシルバー: 約65.67ドル/オンス。
- WTI原油先物: 約100.86ドル/バレル、2026年10月限。
- ブレント原油先物: 約103.78ドル/バレル、2026年11月限。
- ドルインデックスDXY: 約100.24。
ドライブ要因解析: 貴金属は引き続きリスク回避需要と金利圧力の間でバランスを模索。原油は下落したものの、エネルギーインフレリスク解消には至っていない。本日の日銀コメント、米工業生産データ及び債券市場反応が短期的な為替・貴金属動向を左右。
暗号資産
- BTC: 約76,350.98ドル、24時間で0.13%上昇;集約24時間取引高は約218.0億ドル。
- ETH: 約2,442.82ドル、24時間で1.03%上昇;集約24時間取引高は約116.5億ドル。
大口購入とフロー観察: 9月14日発表の企業買いではStriveが9月8~11日に469BTCを、経費込み平均約77,954ドルで買付。Bitmineは直近一週間で27,180ETHを購入と発表。ただし、いずれも本日の新規買いではない。今朝のETH上昇率はBTCより高いが、取引高はあくまで活発度指標で、継続的な大口買いを意味するものではない。
資金流と要因解析: Farsideの最新データでは、米9月16日分BTC/ETH ETFネット流出はそれぞれ約2.959億/2.241億ドル。9月17日分は未開示。価格の戻りと機関投資家資金還流の連動は別途検証が必要で、ETF換金流出の収束、現物需要による反発継続の有無が注視ポイント。
米国株3大指数
パフォーマンス総括: 3指数は3営業日ぶりに反発、ナスダックが主導。原油や利回りの低下が一部バリュエーション圧力を和らげ、テック銘柄が反発の主役に。
テックBIG7
- NVIDIA NVDA: 219.34ドル、2.54%上昇。
- Apple AAPL: 337.00ドル、1.38%上昇。
- Microsoft MSFT: 497.75ドル、1.52%上昇。
- Google GOOGL: 347.33ドル、1.30%上昇。
- Amazon AMZN: 251.19ドル、2.13%上昇。
- Meta: 682.31ドル、1.34%上昇。
- Tesla TSLA: 366.20ドル、2.27%上昇。
ドライブ要因分析: 7社とも上昇し、NVIDIA、Tesla、Amazonが大きめに上昇。GoogleはアルファベットA株ベース。多岐にわたる大型テック分野で反発が広がったが、AIサプライチェーン内では明確な分化も:受注による成長期待と、資金調達によるコスト・希薄化懸念が同時に注視されている。
セクター動向ウォッチ
半導体:リスク選好回復・チップ株先導
- 代表企業: インテル7.67%上昇、AMD6.36%上昇、NVIDIA2.54%上昇。
- 注目: チップ株は主要指数をアウトパフォーム。値上がりには受注・納品力・粗利率の裏付けが必要。協議中の案件や見通しと確定契約を区別して見る必要。
暗号金融:トークン化規制緩和期待高まる
- 代表銘柄: Circle5.77%上昇、Coinbase5.75%上昇。
- 注目: SECが条件付きでトークン化株式の取引免除を発表。市場は合法的な取引・決済・ステーブルコインビジネスのビジネスボリューム見直しに着手。利益享受はプラットフォームが条件やローンチ準備・ユーザー規模を満たせるかがカギ。
3. 米株深堀分析
1. Generac(GNRC):18.34%高、受注材料後も利益実現に注目
イベント概要: Generacは9月17日終値207.23ドル、18.34%高。Amazon向け予備発電機の納入契約を公表、2027~2028年初回納入総額は約24億ドル見込み。
市場評価: 当日売買高約800万株、前日比12.3倍ながら、終値は229.5ドルの始値を下回り、材料出尽くし感も。ここでの18.34%はレギュラー・セッションの値動きで、前夜のアフターマーケットは別基準。
投資着眼点: 納入スケジュール・増産投資・新規受注の粗利率を確認。今後の納入金額が段階的に売上・利益・キャッシュフローに変換されることが、バリュエーション上昇の前提となる。
2. CoreWeave(CRWV):30億ドルCB発行計画で株価下落
イベント概要: CoreWeaveは終値79.88ドル、4.16%安。9月17日、2033年満期の30億ドル転換社債発行と、追加で最大5億ドルのオプションをアナウンス。
市場評価: 資金調達で拡張余地広がる一方、新規債務や希薄化リスクは既存株主のリターンを圧迫。調達資金の一部をトップアップ型オプション取引に使い、転換に伴う希薄化影響を一定範囲内で軽減する意図。
投資着眼点: 最終資金条件・コスト・設備投資効率に注目。積極的な受注増加が建設コストや資金負担を上回るかがAIクラウドのバリュエーション判定キー。
3. Lucid(LCID):欧州自動運転提携で新需要の期待
イベント概要: Lucidは終値4.28ドル、5.94%上昇。ロイター報道で、Bolt社とヨーロッパで自動運転車25,000台以上の導入へ提携予定。
市場評価: 提携で車種プラットフォームに新しい用途を加えたが、納車済み台数とは差があり。実際の成長寄与は、開発・規制承認・車両生産・オペレーションに依存。
投資着眼点: 正式契約・量産時期・1台あたり採算性に注目。自動運転ビジネスの長期展開は、Lucidの現預金消耗と生産能力強化との兼ね合いで評価が必要。
4. マーケット&プロジェクトニュース
- SECがトークン化株式「イノベーション免除」を発表。 9月17日に、条件を満たしたトークン化証券取引所及び流動性提供者に対する暫定規制免除を告知。免除期間は5年で、取引数や規模等に制約あり。トークンは既存株と同じ株主権確保が必要で、発行体に異議申し立て機会あり。
- World Moneyがローンチを開始。 Worldは9月17日より150か国超で金融アプリを順次提供開始。ステーブルコイン残高・決済・取引・利回り・バーチャル口座の機能を統合。Stripeは米国ユーザーのApple Pay入金を支援。機能や利用資格は地域差あり。
- 米株「23×5」取引インフラの展開続く。 SEC取引市場部門長Jamie Selwayが、12月6日から市場データ基盤を週5日・毎日23時間体制に拡張予定と発表。承認済み取引所の取引時間延長対応を後押し。実際の範囲や運用は今後の動向要確認。
5. 今日の経済カレンダー
以下はいずれも日本時間。注目度は本記事編集部の見立て。
| 9月18日(時刻不明) | 日本 | 日銀政策金利決定 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 9月18日14:30 | 日本 | 日銀植田和男総裁記者会見 | ⭐⭐⭐⭐ |
| 9月18日21:15 | 米国 | 8月工業生産・稼働率 | ⭐⭐⭐ |
| 9月18日米株取引時間中 | 米国 | トリプルウィッチングデー(先物・オプション満期取引) | ⭐⭐⭐⭐ |
先読み: 日銀の決定とガイダンスは円やクロスマーケットの資金運用に波及。米国の工業指標は利上げ後の景気耐性判断材料。トリプルウィッチング・デーはリバランスやヘッジ取引増加につながるが、出来高拡大が即座にトレンド確定を意味するものではなく、各種先物・オプションの満期もバラバラ。
機関投資家コメント: ロイターによると、Dakota Wealthシニア・ポートフォリオマネージャーRobert Pavlik氏は、「投資家は利上げ懸念で売り込まれていた業種を買い戻しつつある」との見解。Baird投資戦略アナリストRoss Mayfield氏は「原油安は消費者・企業にとってはプラス」とコメント。今後の焦点は、このコストダウン効果がどこまで継続し、より安定した収益期待に繋がるかだろう。
免責事項:本記事は市場情報の参考であり、投資助言を構成するものではありません。市況は変動するため、取引は最新レートを優先してください。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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