ユーロ圏のインフレが期待外れとなり、ユーロが英ポンドに対して 下落を拡大
ユーロ(EUR)は火曜日、ユーロ圏のインフレ圧力がやや弱まったことや、ドイツの小売売上高の低調な結果を受けて、英国ポンド(GBP)に対して下落しています。EUR/GBPは0.8575付近のセッション高値から0.8560まで押し戻されたものの、過去2日間のレンジ内にとどまり、0.8555以上でサポートされています。
Eurostatが火曜日に発表したデータによると、ユーロ圏の調和消費者物価指数(HICP、速報値)は、8月に前年比3.3%の堅調な伸びとなり、7月から変わらず市場予想とも一致しました。ただし、コアインフレ率は前年比2.4%となり、安定した2.5%の予想を下回りました。
その前に、ユーロ圏HCOB製造業PMIは8月に52.7へ下方修正され、以前の推定から修正なしでした。一方、ドイツの小売売上高は7月に3.4%減少し、過去4年以上で最も大きな下落となりました。投資家は0.4%の増加を予想していたため、これは大きな失望となりました。
英国では、火曜日の経済カレンダーに主だった指標はなく、注目は金曜日のイングランド銀行(BoE)総裁アンドリュー・ベイリーの講演に集まっています。市場は9月16日の金融政策会合で利上げが行われるとの予想を確認したいと考えています。
テクニカル分析:レンジ内取引が継続
EUR/GBPは0.8562で取引されており、やや頭打ち感があるものの、モメンタム指標が弱気領域に入りつつあります。4時間足の相対力指数(14)は50を下回り、移動平均収束拡散(MACD)指標はゼロライン付近で横ばいとなっています。
8月25日・28日・31日の安値である0.8555~0.8545の間が、売り手にとって試される領域となる可能性がありますが、主要なサポート水準は8月12日の安値0.8531です。ここを下回ると、0.8575~0.8585の複数天井が確認され、焦点は7月20日と21日の安値である0.8485と0.8490に移ります。
一方、上値では先週の高値0.8578や7月末付近の高値0.8585のブレイクが、上昇トレンド継続の確認となり、6月末の安値0.8600超をターゲットにする動きとなります。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
ボーイング(BA.US)のMax 10認証が来週にも正式発表される見込み、債務救済に向けて新たな材料となる
ボーイング737 Max 10は型式認証の重要な会議を完了し、早ければ来週にも承認される見込みです。エアバスの最大改良型に匹敵するこの機種は、航空会社が老朽化した757を置き換えるのに役立ち、ボーイングの負債削減を支えるキャッシュカウとなる予定です。

8月の米国債外国保有高が底打ち反発、イギリスの保有額が初めて1兆ドルを突破
8月に外国の米国債保有額が830億ドル以上増加し、カナダとベルギーが保有増加を主導しました。一方、日本と中国の保有額は数年来の最低水準まで減少し、イギリスの保有額は初めて1兆ドルを突破しました。

Striveのbitcoin保有数が35,595枚に増加し、TD Cowenは目標株価を56ドルに引き上げました。

ニューヨーク連邦準備銀行の調査:サービス業の価格引き上げが2022年以来で最も速く、業務活動指数は3月以来の最低水準となった
ニューヨーク連邦準備銀行が金曜日に発表した調査によると、10月のサービス業企業の販売価格の上 昇は2022年以来最も速いペースとなり、投入コストの上昇も依然として強い傾向を示しています。供給状況は継続的に悪化しており、企業の商業見通しに対する悲観的な感情が明らかに高まっています。全体の商業活動指数は前月比で12ポイント低下し、マイナス20.7となり、3月以来最も弱い数字となりました。

