ユーロ:FRBのシグナルとジャクソンホールに注目 - Deutsche Bank
Deutsche Bankのストラテジストは、EUR/USDが1.165で取引されており、市場はFRB議長WarshによるJackson Holeでの講演を待ち構えていると指摘しています。この講演が9月のFOMCに対する見通しを変化させる可能性があるためです。また、市場価格は依然として利上げの確率を35%と見込んでおり、最近のFRB関係者の発言からも政策の引き締め度合いに関して意見が分かれていることが分かります。
Jackson HoleとFRB内の見解の対立
「それに先立ち、本日の市場の注目はJackson Holeシンポジウムに集まります。ここでFRB議長Warshがロンドン時間15時から発言します。この講演は重要であり、歴代FRB議長が大きな発表や政策の方向性を示す場として使われることが多いです。実際、昨年は前議長Powellが『リスクバランスの変化』に言及し、その翌月から利下げ再開への流れを作りました。」
「また、9月のFOMCに対する市場の織り込みが依然として流動的(利上げの確率35%)なこともあり、今日の講演は特に重要となっています。」
「そうした先行きに注目しつつも、昨日も複数のFRB要人発言があり、現在の政策に対する見解の分裂が示されました。Cleveland連邦準備銀行のHammack総裁(前回は利上げに投票)が、より引き締め的な政策の必要性を支持し、『インフレを目標水準に戻すためにはある程度の引き締めが適切だと考えている』と再度強調しました。」
「一方で、Boston連邦準備銀行のCollins総裁は『金利は依然としてやや引き締め的だと認識している』と述べ、Chicago連邦準備銀行のGoolsbee総裁は『このインフレショックが持続的でないという証拠が欲しい』としながらも、『見極める間は待つことに問題はない』との発言もありました。」
「本日注目されるのはJackson HoleシンポジウムでのFRB議長Warshの講演です。その他、FRBのHammack総裁やECBのSchnabel理事からの発言も予定されています。」
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