英ポンド:労働市場データがイングランド銀行の据え置きを 裏付ける見通し – TD証券
TD Securitiesは、英国の労働市場が6月も軟調ながら安定して推移し、雇用者数が3カ月ベースで10万人増加し、失業率が4.7%まで若干低下すると予想しています。見出しとなる週平均賃金は4.0%へ減速し、ボーナス除き賃金は3.4%で横ばいになる見込みです。TDは、こうした賃金動向がイングランド銀行を安心させ、政策金利の据え置きを支持するものになると主張しています。
賃金の伸び鈍化はインフレ目標に整合
「労働市場は年初から見られる安定ながら低調な道を引き続き進むとみており、6月は3カ月/3カ月ベースで雇用が10万人増加する見通しです(市場予想:12万人、前回:14.8万人)。」
「その結果、失業率はやや低下するものの、高水準の4.7%にとどまると考えられます(市場予想:4.8%、前回:4.9%)。」
「他方で、見出し週平均賃金の前年比成長率は、5月の4.3%から4.0%(市場予想:4.0%)へとかなり低下する可能性もあり、これは3月の大きなボーナス支給分が基準から外れ、過去3カ月の上昇圧力が反転するためです。」
「ボーナスを除く賃金成長率は3.4%(市場予想:3.4%)で維持される一方、ボーナス除く民間部門賃金成長率は2.7%(市場予想:2.8%、前回:2.9%)に低下する見込みです。」
「この2つの指標はいずれもBoEのインフレ目標と整合する水準にあり、労働市場の動きが二次的インフレ圧力を抑制し、政策金利の据え置きに大多数が賛成することに安心感を与える可能性が高いでしょう。」
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