NZD/USD価格予測:強気バイアスが維持される中、0.5870付近で安定
NZD/USDは、火曜日の欧州市場前半で小幅な上昇と小幅な下落の間を揺れ動いており、前日に2カ月ぶりの高値(0.5900付近)の水準から反落した流れが一服しています。現時点でスポット価格は0.5870付近で推移しており、1日の変動はほぼ横ばいです。米国とイランの和平交渉を巡る不透明感の中、トレーダーは積極的な方向感のある取引を控えている模様です。
イランは米国との交渉を否定し、これがDonald Trump大統領による強い反発を招き、5カ月に及ぶ紛争の外交的解決への期待感を冷やしています。さらに、原油価格の回復がインフレ懸念を再燃させ、米Federal Reserve(Fed)による利上げ観測が高まり、これが米ドル(USD)を下支えし、the NZD/USD pairの上昇幅を抑える要因となっています。しかし、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)のタカ派的な姿勢が、ニュージーランドドル(NZD)の下落を限定的なものとしています。
4時間足チャートで200期間単純移動平均線(SMA)からの直近の反発と0.5865の供給ゾーンを上抜けたことが、NZD/USD強気派にとって重要なトリガーとなりました。これにより、スポット価格が当該レジスタンスからサポートへと切り替わった水準の上で推移していることで、短期的な強気バイアスが支えられています。一方で、相対力指数(RSI)は60付近で推移しており、買われ過ぎの領域からは距離があります。また、移動平均収束拡散手法(MACD)はゼロラインをわずかに下回っています。
複数のモメンタム指標はサポート材料となるものの、本格的な反転というよりは上昇の勢いがやや鈍化していることを示唆しています。このため、0.5865を下回る一段の下落があっても、0.5757の200期間SMAで相応のサポートが入り、下値は限定される可能性が高いです。この水準では買い手が回復基調を守ると見込まれます。一方、直近の高値0.5909付近を上抜ければ、さらなる上昇に向けた動きが展開されるでしょう。それでも、200期間SMAの水準を維持している限り、強気バイアスは維持される見通しです。
NZD/USD 4時間足チャート
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