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カカオペイ証券、ONDOと韓国株のトークン化に向け覚書締結

カカオペイ証券、ONDOと韓国株のトークン化に向け覚書締結

nextmoneynextmoney2026/10/02 02:03
著者:nextmoney

海外投資家への韓国株提供を視野にトークン化基盤を検討

韓国のカカオペイ証券は2026年9月29日(火曜日)、ONDO(オンドファイナンス)と韓国上場株式のトークン化に関する覚書を締結した。

両社は海外投資家への韓国株の流通を視野に、原株の調達や保管、トークンの発行・償還などを含むインフラ構築について共同で検討する。今回の提携では、韓国株式を海外で流通させるための枠組み構築、グローバルな流通を支えるトークン化インフラの共同研究、海外個人投資家向けサービスを検討する共同タスクフォースの設置が予定されている。

カカオペイ証券は、外国人投資家向けのオムニバス口座を活用し、トークン化の基礎となる韓国上場株式の調達、保管、管理を担う方向で検討を進める。両社はこのほか、原株とトークンの残高の調整や、トークンの発行・償還に関する仕組みについても共同で研究する。

一方、現時点で対象銘柄や製品設計、商用化の時期は示されていない。実際にトークン化された韓国株を市場へ投入するかどうかについては、韓国内外の規制や監督方針、投資家保護の原則などを踏まえて判断する方針だ。

カカオペイ証券のチョン・インヨン(Chung Inyoung:鄭仁永)執行副社長は、韓国企業への投資需要が世界的に高まる一方、海外の個人投資家が韓国株にアクセスするためのチャネルは限られていると指摘している。ONDOのグローバルな流通ネットワークと、カカオペイ証券が持つ韓国市場のインフラを組み合わせることで、韓国株の国際流通につながるサービスの構築を目指す。

Dinariとも提携、韓国でデジタル資産基盤整備が進展

カカオペイ証券はONDOとは別に、米国のトークン化インフラ企業Dinari(ディナリ)とも提携している。両社は、原証券を1対1で裏付けるDinariのdSharesモデルを韓国上場株に応用できるかを検証する概念実証を予定しており、韓国株の調達やトークン化、海外市場への流通に関する運用・技術・規制面を共同で検討する。

Dinariとの取り組みについても対象銘柄や商用化時期は決まっておらず、現段階ではインフラ整備と概念実証が中心となる。

韓国では、トークン証券に関する新たな制度の施行に向けた準備も進んでいる。加えてカカオグループでは、カカオペイとカカオバンクがファイアブロックスとステーブルコイン関連インフラの構築に向けた覚書を締結するなど、デジタル資産分野での基盤整備を広げている。

今回のONDOとの提携は、韓国株の国際流通を見据え、原株の調達や保管、トークンの発行・償還などに必要なインフラを検討する初期段階の取り組みとなる。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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