ユーロは、再度の米日共同介入への懸念から円に対して下落
ユーロ(EUR)は水曜日の欧州市場で日本円(JPY)に対し約184.66まで大幅に下落しています。この通貨ペアは、米国(US)と日本が再び共同介入するとの新たな期待から日本円が急騰し、強い売り圧力に直面しています。
7月下旬、日本財務省(MoF)は過度なボラティリティを抑えるための米日共同介入を確認しました。
新たな米日介入の見通しは、日本の財務大臣(FM)片山さつき氏の「米国財務長官スコット・ベッセント氏と会談し、『秩序ある円の動きが世界市場の安定に不可欠』であることに合意した」との発言がきっかけとなっています。
金融政策面では、金融市場は今月の日本銀行(BoJ)金融政策決定会合での利上げに自信を持っているようです。MUFGのアナリストは、「市場はすでに日本銀行(BoJ)が9月に利上げを行う確率を92%と見積もっている」と指摘しています。
ストラテジストは、投資家の関心が直近の決定を超えて移行しているとも見ています。彼らは「より重要なのは9月会合だけでなく、今後のBoJ会合での利上げパス全体に関するコミュニケーションである」と述べ、今後の引き締めの順序やペースに関するガイダンスが、今後の円やJGBの動向を左右する主要な要素になる可能性が高いことを強調しています。
一方、ユーロは、ユーロ圏8月のインフレ率が高水準だったことで欧州中央銀行(ECB)の今月の利上げ観測が高まったにもかかわらず、わずかに下落しています。
コメルツ銀行は「インフレ率が再び3%を上回り上昇したことで、ECBは9月に利上げを行う可能性が高い」と述べつつ、「全体としては経済および労働市場の勢いにいくらかの緩和が見られる」とも認めています。
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