EUR/GBP価格予想:ベアが依然として支配、0.8550サポートエリアに注目
ユーロ(EUR)は続落しており、米国とイラン間の緊張が高まる中、ワシントンがイランに「経済的Dデー」を宣言したことで、リスクオフムードが広がる中でも、英ポンド(GBP)はやや粘り強さを見せています。EUR/GBPは月曜日に3日連続で下落し、執筆時点で0.8555で取引されており、先週の高値から約0.3%下となっています。
月曜日は経済指標の発表が少なく、金曜日に発表されたデータでは英国とユーロ圏の経済活動はいずれも堅調でしたが、英国の7月小売売上高は期待を下回りました。
INGのアナリストは「現在の低ボラティリティ環境下では、ポンドはG10通貨の中でもボラティリティ調整後で最も高い通貨の一つであるため、キャリートレード需要が依然として続いている」と指摘しています。こうした状況下で「EUR/GBPは当面0.8550付近で推移する可能性が高い」と分析しており、投資家がポンドのキャリープロファイルを重視する中、当面は大きな変動なく推移すると見込まれています。
テクニカル分析:重要なサポートは0.8530
EUR/GBPは0.8556で取引されており、過去4週間のレンジ(0.8530~0.8585)の中間付近に位置しています。ただし、直近のバイアスは弱気に転じており、4時間足のモメンタム指標もやや軟調です。14期間の相対力指数(RSI)は40半ばまで下落しつつあり、移動平均収束拡散法(MACD)はややネガティブとなっており、上値圧力の減速を示唆しつつもレンジ内でもみ合う展開になっています。
8月19日の安値である0.8550付近が売り方にとって試練となりそうです。さらに下落した場合、7月24日および8月12日の安値である0.8530付近を割り込むと、0.8585にダブルトップを形成したことが確認され、そのターゲットは7月下旬の安値をわずかに下回る0.8483に設定されます。
上値の直近レジスタンスは金曜日高値の0.8575、その次は7月および8月のレンジ上限である0.8585付近となります。
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