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ユーロは円に対して横ばい、日本のインフレと欧州PMIが互いに相殺

ユーロは円に対して横ばい、日本のインフレと欧州PMIが互いに相殺

FXStreetFXStreet2026/08/21 16:23
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EUR/JPYは金曜日の執筆時点で185.70付近で取引されており、ほぼ前日比で変化はありません。日本のインフレ指標がやや強めとなったことで日本円(JPY)が一部支援を受けていますが、ユーロ圏の予想を上回る活動指標によりユーロ(EUR)は底堅く推移し、その動きが相殺されています。

日本では、生鮮食品を除くコア消費者物価指数(CPI)が7月に前年比1.8%上昇し、6月の1.6%増から加速しました。これは1月以来最も速い伸びです。変動の大きい要素を除いた指標でもインフレ圧力の持続が示されており、前月から加速しています。

これらの数値は、日本銀行(BoJ)が金融政策の正常化を継続するとの期待を強めています。基調的なインフレが堅調であることは、中央銀行が金利を引き上げる余地を広げ、これは日本円の支援材料となりEUR/JPYの上昇を抑制しています。

しかし、ユーロの底堅さがペアの大幅な下落を防いでいます。ユーロ圏では、速報値のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)が8月に52.8と、前回の51.9から上昇し、市場予想の51.8を上回りました。サービス業PMIは51.7で変わらず、予想の51.5をやや上回りました。総合PMIも52から52.1へ改善し、市場コンセンサスの51.7を上回っています。

ドイツのデータはまちまちとなりましたが、製造業セクターの大幅な改善が際立っています。ドイツの製造業PMIは8月に54.1へ跳ね上がり、これは51か月ぶりの高水準で、前回の52.2や予想の52を上回りました。一方、サービスPMIは49.8から48.5に低下し、エコノミストが予想していた50.1への回復を下回りました。このため、ドイツの総合PMIも51.3から51にやや減少し、市場予想の51.3を下回りました。

このように、EUR/JPYは金曜日の時点で相反する力の間に挟まれたままとなっています。日本での金融政策正常化期待の高まりが日本円を支援し、ヨーロッパの製造業指標のポジティブサプライズがユーロを支え、ペアは185.70付近でおおむね均衡した動きとなっています。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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