AUD/USD価格予想:6月以来の新高値を更新、強気派は0.7150超えの上昇を狙う
AUD/USDペアは、前日のオーストラリア雇用統計の悪化による小幅な下落の後、再び上昇基調を取り戻し、ヨーロッパ市場前半で6月初旬以来の新高値を記録しました。スポット価格は現在0.7100台半ばをやや下回る水準で取引されており、日中でほぼ0.50%上昇し、好調なファンダメンタルズの支援を受けて7週連続の上昇が続く見通しです。
米ドル(USD)は、Federal Reserve(Fed)による即時利上げ観測が後退する中、木曜日につけた3か月ぶりの安値付近でもたついており、これがAUD/USDペアを支える主な要因と見なされています。一方で、米国とイランによるホルムズ海峡を巡る対立による地政学的不透明感にもかかわらず、買い手はほとんど影響を受けていないようで、スポット価格の上値余地が依然として優勢であることが示唆されています。
テクニカル面では、直近の上昇で5月-6月下落の61.8%Fibonacciリトレースメント水準を明確に上抜けしたことが新たなブレイクアウトを示しています。さらに、Relative Strength Index(14)が67付近に位置しており、過熱感はあるもののモメンタムは依然として建設的で、プラス圏を維持しているMoving Average Convergence Divergence(MACD)の数値でも裏付けられています。これらの要因によって、AUD/USDペアの直近のポジティブなoutlookが一層強化されています。
一方で、78.6%フィボナッチ・リトレースメント0.7188付近が現時点で上昇の上値抵抗として機能する可能性があります。この水準を持続的に上抜けすることで、さらに高い回復目標への道が開けます。一方、下値はまず61.8%リトレースメントの0.7119が初期サポートとなり、その下には50.0%リトレースメントの0.7070と、そのすぐ近くの100日SMA(0.7069)が強力な下値支持帯として機能します。このサポートゾーンを明確に下回ると、売りが加速した場合38.2%水準の0.7021や23.6%リトレースメントの0.6961まで一段の調整が進む可能性があります。
AUD/USD日足チャート
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
投資家がStarlinkの競合企業を再評価する中、ヨーロッパの衛星株が上昇
バンク・オブ・アメリカ:10月の利上げを引き続き予想、連邦準備制度が最も注目するインフレ指標の予測を上方修正
再掲-BUZZ-先読み:Travelersの四半期収益はわずかに減少すると予想
BUZZ-アルミニウムメーカーのAlcoaは、第3四半期の利益が予想を上回ったため、株価が上昇した
