オーストラリアドル:雇用統計の軟化でRBAは様子見姿勢を維持 - BBH
Brown Brothers Harriman(BBH)のElias Haddadは、7月のオーストラリア雇用統計が軟調だったにもかかわらず、米ドル全体の弱含みによりAUD/USDが上昇を維持していると指摘しています。オーストラリア経済は予想外に雇用を失い、失業率の上昇と就業時間の減少は労働需要の弱さを示しています。Haddadは、労働市場の緩和がオーストラリア準備銀行(RBA)の据え置きを後押しするとしつつも、魅力的なキャリーとコモディティへのエクスポージャーが豪ドルの主要な追い風であると述べています。
弱い労働指標と豪ドルキャリーの支援
「AUD/USDは、米ドル全体の弱含みによって昨日得た上昇分を維持しています。オーストラリアの7月雇用統計は軟調でした。7月は予想(+12千)に反して-15.8千件の雇用減(6月は+80.2千件)であり、その主因はパートタイム雇用の減少(-32.2千件、6月は+31.4千件)でした。」
「好材料としては、7月のフルタイム雇用は+16.3千件増加し、前月も+48.9千件に20千件上方修正されています。」
「より懸念されるのは、労働参加率が低下したにもかかわらず失業率が0.1ポイント上昇し4.5%(予想4.4%)となり、就業時間も前月比-0.6%減少したことです。これは労働供給の増加ではなく労働需要の弱さを示唆しています。」
「労働市場環境の緩和が継続しているため、RBAがしばらく据え置く正当性が強化されています。それでも、オーストラリアの魅力的なキャリーや、エネルギー、AI、防衛に関連するコモディティへの戦略的エクスポージャーは、豪ドルの主要な追い風として引き続き機能しています。」
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