原油価格の下落で日本国債利回りが低下、10年債入札に注目
Reuters2026/08/04 01:06サトシ・スギヤマ執筆
東京、8月4日(ロイター) - 日本国債利回りは、原油価格の下落と中東情勢の緩和への期待によるインフレ懸念の和らぎ、そしてこの日後半に予定されている10年債入札の結果待ちにより、火曜日に低下しました。
詳細は以下の通りです:
代表的な10年物日本国債利回り JP10YTN=JBTC は2ベーシスポイント(bps)低下し2.800%。債券価格と利回りは逆方向に動きます。
20年物日本国債利回り JP20YTN=JBTC は1.5bps下落し3.670%、30年物利回り JP30YTN=JBTC は1bp下がり3.970%となりました。
日本銀行の政策金利に最も感応する2年債利回り JP2YTN=JBTC は1bp低下し1.55%、5年債利回り JP5YTN=JBTC は1bp下落し2.075%となりました。
米国債利回りは、ワシントンとテヘランの緊張緩和への期待から原油価格が下落したことを受けて一晩で低下しましたが、戦争が長引く場合にはFRBによる利上げの可能性にも市場関係者は注意を払っています。
月曜日、 一部の投資家が米国と日本の協調による円買い介入を日銀金融政策の引き締め加速につながるシグナルと受け止め、日本国債利回りは上昇しました。
財務省はこの日後半、約2兆6,000億円規模の10年債を入札する予定です。
アナリストは、協調的な円買い介入の後に日銀の利上げペース加速の見方が強まりつつも不透明であるため、入札結果は比較的弱いものになると予想しています。
また、与党が政府の食品および飲料の消費税一時減税計画を承認したことを受けて、日本の財政健全性についての投資家の懸念も続いています。
岡三証券の債券チーフストラテジスト、長谷川直哉氏は「長期債のポジションを持つのが難しいという状況に大きな変化はありません」と述べました。
(サトシ・スギヤマ報告、シュブランシュ・サフ編集)
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