Emerita Resources(TSX-V: EMO)はLithium Ionic(TSX-V: LTH)をオンタリオ州で提訴し、拡大する紛争の中心となっているブラジルのリチウム資産への利益関与を求めています。この紛争は、元鉱業経営者らがプロジェクト権利を転用してLithium Ionicを設立したとする申し立てに端を発しています。
Emeritaは今週、オンタリオ上級裁判所にて訴状を提出し、Bandeiraプロジェクト資産および元取締役や役員が保有する特定のLithium Ionic証券に対する衡平法上の利益と信託設定を求めています。
この訴訟は、オンタリオ証券委員会(OSC)が4月に、元役員らがEmeritaのブラジルにおけるFalconリチウムプロジェクトの権利を転用してLithium Ionicを設立したと申し立てたことに続くものです。これらの申し立ては裁判所で証明されておらず、OSCの手続きを受けて複数の役員と取締役が両社から辞任しました。
Lithium Ionicは、この訴訟が主にEmerita、Falcon Metals、Lithium Ionicおよびそのブラジル子会社MGLIT Empreendimentosの元取締役や役員に関連していると述べています。同社は現在の取締役や役員はいずれも訴訟対象ではなく、裁判を通じて自社の権利、資産、株主を断固として擁護すると強調しました。また本件は裁判所で審理中のため、これ以上コメントしないとも付け加えました。
戦略的アセット
Emeritaは、Bandeiraプロジェクトは元々自社のFalconプロジェクトに関連付けられていた鉱業権を含んでいると主張し、これら資産に対する衡平法上の利益を求めています。Lithium Ionicは、同社がこれら鉱業権について有効かつ登録済みの権利を有しているとしています。
この事件は大きな影響を持つ可能性があります。なぜなら、BandeiraはLithium Ionicが近い将来リチウム生産者になるという戦略の中核を成しているからです。
このプロジェクトは規制当局の審査と承認の最終段階にあります。昨年9月に完了したFS(フィージビリティ・スタディ)によれば、同鉱山は18.5年間の操業が可能で、年間17万7,000トンのスポジュメン精鉱を生産できるとされており、ブラジルで進行中のハードロック型リチウム開発案件の中でも先進的な位置付けとなっています。

